移動販売車・キッチンカーとは…

キッチンカー

キッチンカーって何をする車?

フードトラックやケータリングカー等と呼ばれる食品の移動販売車の事です。
屋台も移動販売車ですね。ラーメン屋台、焼き芋など。
一度は皆さん見たことがあると思いますがまだキッチンカーで買った事はない人もいると思います。今よく見かける場所はオフィス街ですね。他にもお祭りや各種イベント、B-1グランプリや駅前、繁華街、パーキングエリアなどなど多くの場所で見られますね。物品だけを売るようなお土産屋さんのようなスタイルもあります。
特にオフィス街のランチ需要は多いと聞きます。何故でしょうか。
理由としては…

・オフィスの近くに飲食店が少ない
・近くにはあるんだけど毎日同じだと飽きてしまう
・休憩時間が短くて早くランチを済ませたいけど美味しいものは食べたい

このようなことが需要を高めている理由のようです。
オフィス街を想像してみてください。ビルの入口前って広かったりしませんか?
無駄ではないにしてもそのスペースに軽トラックサイズが5台入れればそこに飲食店が5つ出来上がるんですね。自社ビルの方もその近辺の方もランチの選択が毎日5つづつ増えたらランチが楽しくなりますよね。 近くに飲食店がない、同じは飽きる、早く済ませるが解決出来るんですね。

ランチを外食する人の傾向が意外と条件が高いんです。 安い!早い!美味しい‼と3拍子揃っていること。この条件をなるべく揃える為に各飲食店は苦労していると思います。基本的にランチは薄利多売傾向なのでいかにお店を回すか、つまり料理を早く出す(雑はダメです)早く食べさせて早く次のお客を入れるかが勝負なので、ランチの従業員はイソイソと動いてる印象ありませんか?   ですがキッチンカーは車のサイズにもよりますが2~3名でその車の範囲で動くだけで終わるんですね。キッチンカーって何をする車?からズレて来てしまいましたが キッチンカーとは

移動できる飲食店又は物品販売店

実際キッチンカー業界への参入は年々伸びてきています。
それにも理由があって固定店舗開業の費用とキッチンカー開業の費用の差にあります。

初期投資が固定店舗=1000万 キッチンカー=300万 位と言われ大きな差があります。固定店舗よりリスクが低いんですね。なので脱サラをして一発飲食業で当てる‼人も流れて来ているようです。ですが飲食業は簡単ではありませんしキッチンカーも絶対当たるという保障はありません。
それには経験や戦略が必要になりますよね。
もし皆さんも複数台並んでいるキッチンカーを見かけたら見比べてみてください。そこに店主の戦略が絶対入っています。何故買ったのか食べたのかという消費者側の目線で店主は考えて店作りをしています。そこを見れると楽しいかもしれません。

どんなものを売るの?

和洋中その場で食べる食品又は持ち帰るお惣菜、お菓子(クレープ・ケーキ・アイスなど)お土産などなど調べる限りでかなりの量があります。オシャレなCafe飯やラーメン、最近では大手企業もやっていますね。全てを網羅しているほどの食品数ではないと思いますが、
キッチンカーの開業が増える=食品の種類も増える だと思います。

個人でやる時必要な資格って?

・個人事業の開業届出
・普通免許又は大型免許
・食品衛生責任者

・各都道府県による食品営業許可(形態によって変わる)

この資格が必要です。
個人事業の開業届出…税務署に提出をします。義務です。
普通免許又は大型免許
食品衛生責任者…食品を取扱う営業をする場合は施設ごとに営業許可を取得し必ず1名以上の食品衛生責任者を配置しなければなりません。
この資格は食品衛生責任者養成講習会を受講して取得できます。
食品衛生の授業を受けてその日に発行されます。

なお栄養士、調理師、製菓衛生師、食鳥処理衛生管理者、と畜場法に規定する衛生管理責任者若しくは作業衛生責任者、船舶料理士、食品衛生管理者 の有資格者は講習は受講しなくていいそうです。交付は受けてください。
費用は各都道府県で違うようですが7000円~10000円です。食品衛生責任者プレートは別途800円で販売していました。自分はプレートも買ったので10800円で取得しました。


食品営業許可…各都道府県(出店をする地域各管轄の保健所)で取る必要があります。
この営業許可は費用もその都度掛かり地域保健所によっても許可がおりる規定に違いがありキッチンカーの直しが必要。この許可が面倒な部分※1 と言われていますが仕方ないですよね。代行業者もありますが費用はかかります。お財布の事情やメリット・デメリットで決めたらいいですね。
なので出店する地域の絞り込みを考えて許可を取りにいくのが一番いいかも知れませんね。
※1・営業許可申請書 ・営業設備の大要、配置図・仕込み場所の営業許可証の写し・営業の大要食品衛生責任者の資格を有する証明するもの(食品衛生責任者手帳)・車検証写し・仕込み場所の水質検査証明書・検便検査成績書・申請手数料

上には資格として書いていませんが重要なものがあります

それは…

仕込み場所

仕込み場所は調理営業するキッチンカーの中ではないんです。
調理許可は車内で簡単な調理や加熱・盛付が許されています。なので営業許可の取得された厨房施設がある場所が必要なんですね。
おそらくキッチンカー内に厨房施設があり営業許可が取れている車内なら仕込み場所としても認められるかも知れませんが。
この解決策は

・営業許可の取れたレンタルスペースを借りる
・知り合いの営業許可の取れた飲食店の空いた時間を借りる
・営業許可の取れた場所を賃貸として借りる

などがあります。これを最初知らなかったので戸惑いました。

まとめ

キッチンカーは

・移動できる飲食店
・和洋中ジャンル問わず様々なものを販売
・資格は必要

ほんの初歩ですがまとめてみました。
キッチンカー開業を目指す人やキッチンカーに興味があって少し知ってみたい人のお役に立てれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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